初めまして。ミュージックライフスタイリスト®︎ 笑 満ちる(えみ・みちる)です。
この度、2022年4月20日付で株式会社InStyleを設立しました。
同時に一般社団法人ミュージックライフ・スタイリング協会も法人設立し、私の音楽人生の新たな章の幕開けです。
これまで個人事業で行なっていたセミナーや講座等は株式会社InStyleに継承し、認定資格の発行や業界全体に関わる事業、社会貢献事業などを社団の方に振り分けて、両輪でスケールアップした事業展開をしていきたいと考えております。
「満ちるさんは、どんな人を救いたいですか?」
12年前に当時のビジネスパートナーに問われ、間髪入れずこう答えていました。
「私と同じように、音楽に挫折して苦しんでいる人を救いたいです!」
「いいですね!それをやりましょう!」
このやりとりが原点となって誕生したのが、2010年8月にリリースした「ギター挫折者救済30日間プログラム GSB Guitar Secret Breakthrough」です。

当時1歳半だった長女も早くも中学生となり、下の2人も小学生になりました。
これまで子育てをしながら続けてきた音楽家向けの一連のサービスを思い切って株式会社として法人化し、さらに一般社団法人も同時に立ち上げるという無謀にも思われる大きなチャレンジの動機は、この一言に尽きます。
「私を待ってる人がいるから!」
実は昨年春、大きな病気に見舞われて全身麻酔を伴う手術をすることになりました。
さらに私が手術入院する当日の朝、手を伸ばせば届くほど身近なところで音楽好きな高校生が自ら命を絶ちました。首吊り自殺でした。このことは、自分の病気などちっぽけに思えるほど衝撃的な出来事でした。
幸い私の手術は成功し、今ではこうして普段通り元気に過ごせています。本当に奇跡的なことですし、使命があるのだな、と感じています。
初めて病気の宣告を受けた日、私は検査の痛みで気を失い、床に倒れてしまいました。意識が戻り家に帰る道で、頭真っ白な状態ながらまだ手のかかる子どもたちのことが頭をよぎりました。
でも、子どもたちはきっと私がいなくてもなんとかタフに生きていくのだろうと思えました。
私自身、幼少期はかなり過酷な家庭の事情で何年も親元から引き離されて暮らしていたからです。
しかしながら、私が生み出したこのミュージックライフ・スタイリングは、私が死んだら跡形もなく消えてしまう…。
まだこんなに規模が小さくて、知られていないままではダメなんだ。届けたい。
そう思うと、居ても立っても居られなくなり、入院中のベッドの上から点滴を垂らしながら、かねてから接点のあった出版エージェントに連絡をして商業出版に向けて動きだしました。

本は、やはり強いです。新刊書籍が店頭に並ぶ期間はとても短いとききますが、今ではAmazonやメリカリもあり、ブックオフのような古本市場もあります。そして日本で出版された本は国立国会図書館に入ります。一般の図書館や学校の図書室に並ぶこともあり、何年も経ってからもどこかで誰かの手にとられる可能性がとても高いです。著者がこの世を後にしても、その理念や考え方を後世に伝えることができます。
さらに退院後、一人でも多くの人に会い、語らい、人々の心に残すことしかないと考えるようになりました。
そうして、退院して3日後からライブ配信を開始し、想いを伝え続けています(SNS、記事末尾のプロフィールからフォローしてください!)
この人生、誰しも何が起こるかわかりません。
私にもしものことがあっても、このミュージックライフ・スタイリングを継承する人を育てたい。管理者を置き、永続させていくための組織を作りたい。
その一心で、できることは何でもやろうと決心してこの会社を立ち上げました。
この事業は、圧倒的充実感のある音楽人生を創出し、音楽を通して生きる歓びを表現し、わかちあうことを目的としています。
しかしながら「圧倒的充実感のある音楽人生」といってもその中身は人によって違いますから、私には何も「教える」というようなことはできません。
しかし、同じ方向を向き、一緒にその人の歴史を紐解き、未来を紡ぎだすお手伝いをすることはできます。
そして、ともに語らうことで、その人が思いもよらなかった新しい世界を開くことができます。
その人が何を抱きしめて生きているのかを知るにつけ、その情熱の火種に薪をくべたいと心から思うのです。
それが、私が今この会社をつくった理由です。
あなたの夢は、わたしの夢。
話の続きをきかせてください!
株式会社InStyle 代表取締役 本崎 祐子(通称:笑 満ちる)
